こんにちは、ガジュマルハウスです!
前回までは、賃貸DIYで、
【賃貸DIY】現状復旧可能な貼ってはがせる塗り壁!費用感も公開│壁紙屋本舗のHatte me!
【賃貸DIY】元の床に重ねるだけの無垢フローリング!費用感も公開│西栗倉森の学校ユカハリのサンプルが届きました
についてお話していきました!
今回は、賃貸の床に使える「コルク床」という選択肢!3つのメーカーの商品を徹底比較して解説していきたいと思います!
東亜コルク/サンゲツ/永柳工業の3つのメーカーで比較して、私はコスパと質感が最強なサンゲツにしました!
サンゲツさんの商品は、比較的安価なので質感を確かめて決めると良いかなと思います!
・お部屋の雰囲気をガラッと変えたい!
という方がぜひ見ていってください!
この記事を書いている人
〇リノベーション会社にて2年間勤務
〇夫婦2人賃貸に住んでいてDIYが大好き
また、賃貸でも使えるDIY用品やインテリアについては、
に載せてあるので、合わせてご覧ください。
目次
1.コルク床という選択肢
2.3社のサンプルが届きました!
2-1.触り心地は?
2-2.においは?
2-3.強度は?
2-4.継ぎ目は?
2-5.既存の床にどう貼る?
3.商品について
3-1.商品の詳細
3-2.費用
3-3.完成イメージ
4.サンゲツコルクタイルを張ってみたビフォーアフター
5.まとめ
もくじ
1.コルク床という選択肢
まず、賃貸かどうかに関わらず「コルク床」という選択肢を選ぶ方は、まだ肌感ではあんまりいないのではないかな~と思います!
あるとしても、幼稚園とか施設にあるイメージでしょうか??
私自身は、知り合いの建築家さんのお家に遊びに行ったときに、床をコルクにしていてとっても驚きました!
ただ、話を聞いているとコルクってとっても良いな!と思うようになりました。
いつか自宅でコルク床したいな~と思っていた夢が、賃貸でも叶ったということですね!
▽賃貸で実際にコルク床を引いてみた結果がこちらです!
▽そもそもコルクとは?
コルクガシというブナ科の植物の樹皮を加工して作っているとのこと。
弾力性に富む素材の総称である。空気をよく含み、軟らかい。
最近では、コルクに似せてプラスチックなどでつくった合成素材の合成コルクもあるみたいで、ワインの栓は自然素材のコルクでは微生物の繁殖などがあるため合成が使われることがあるとのこと!(Wikipediaより)
▽コルクの良いところは
〇エコロジーであること(樹脂を使うので木を伐採せずに年約15回ほど収穫できる)
〇抗菌性が高い
〇通気性が高いため夏さらっとして冬はあったかい
〇火や水に強い
〇天然素材でありながら安価であること
木目のシートフロアだとか、石目のクッションフロアとかは、それらしさを殺してしまっていると感じます。
もちろん、安価に抑えるという点では抜群な商品なのですが…
ビニールならビニールらしさ、木なら木らしさ、タイルならタイルらしさが前面に出る素材を選んだ方が嘘っぽくない空間になるわけですね!
2.3社のサンプルが届きました!
コルク床タイルを選ぶ際に、3つのメーカーにサンプルを取り寄せました!
▽東亜コルク
3種類のサンプルで、
左から天然オイル仕上げのTIR柄、無塗装のナチュラル柄、天然オイル仕上げのナチュラル柄です。
住宅に限らず施設等土足のところでも、多く採用されていますね!
明治36年からはじまり、今は人にも環境にも優しいコルク専門会社という印象です!
▽サンゲツ
こちらは、天然オイル仕上げになります。
クッションフロアなどのビニール床から、カーペットやカーテンに至るまで様々な商品を展開されていますね!
今回は、天然のコルク床の展開もあったので取り寄せてみました!
▽永柳工業
こちらは、無塗装のコルクです。
スポンジ付とオールコルクの2種類を取り寄せてみました!
創業120年のコルクメーカーさん。
日本製のコルクを使ったコルクを販売されていたので、サンプルを取りよせてみました!
2-1.見た目は?触り心地は?
▽3つのサンプルを触ってみた
東亜コルク:無塗装でも荒めのしっかりしたコルクなので、表面が結構硬い
天然オイル仕上げをすると、表面に艶感が出てさらに硬い
サンゲツ:見た目は、東亜コルクの天然オイル仕上げと本当に変わらない
触り心地も東亜コルクと本当に変わらない
永柳工業:コルクの粒が細かく、均一な色味の見た目で、上の2つのメーカーとは全然違う
触り心地は、無塗装ということもあり柔らかく温かい。優しい印象。
永柳工業さんのコルクタイルは色も均一な柔らかい系統です。
コルクタイル一つにしても全く見た目が変わってきますね。
2-2.においは?
▽3つのサンプルのにおいをかいでみた
無塗装コルクタイルである、
東亜コルクと永柳工業は、自然なコルクの木材のような香りがしてとてもいい香りです!
永柳工業のスポンジ付も、
コルクのにおいは減るもののスポンジや接着材のにおいはあまりしないので、不快ではないですね。
天然オイル仕上げの
東亜コルクとサンゲツも、無塗装よりは抑えられているもののコルクの木材のにおいはします!
オイルなので、ニスみたいな嫌な臭いもないですね。
コルクのにおいが抑えられているといった感じですね!
2-3.強度は?
▽3つのサンプルを曲げたりしたみた
東亜コルク、サンゲツ、永柳工業3つのサンプルを曲げたり引っかいたりしてみました!
東亜コルク、サンゲツは荒いコルクで表面も硬いので、
曲げても表面にひびがはいるということはあまりありませんでした!
ひっかいても、コルクくずが出ることもなかったです。
意外だったのが、永柳工業のコルクタイル。
柔らかいし粒の細かいタイルなので、ヒビが入りやすいかなと思ったのですが、
かなりしっかり曲げても全然元に戻るし、ヒビも全然入らなかったのです。
なんでも、小粒のコルクを厳選して独自の配合で強度を強めているそうで、かなり上質なコルクタイルだなと感じましたね!
2-4.継ぎ目は?
▽東亜コルク、サンゲツの継ぎ目はこんな感じ
300mm角のコルクタイルなので、タイルの大きさに沿って継ぎ目が出ますね
コルクは自然素材なので一枚一枚色が変わっているために継ぎ目が出るようですね。
▽永柳工業のコルクタイルの継ぎ目はこんな感じ
→
さきほどと違って、パチッとハメる感じなので施工しやすそうですね。
コルクの粒が細かく色が均一なので継ぎ目は、思ったよりも目立たなさそうですね。
ただ、このうねうねの形が継ぎ目だなってことはわかりますね。
2-5.醤油をたらしてみました
▽3つのサンプルに醤油を垂らしてみました!
↓3分後ティッシュでふき取り
やはり、塗装済みのタイルだとするっと醤油の跡残らずに落ちましたね。
3.商品について
ここで、改めて商品の説明をしておきます!
3-1.商品の詳細
▽東亜コルク
天然オイル仕上げ ナチュラル柄 COE-N3
300mm角 527円/枚
無塗装 ナチュラル柄 M5023
300mm角 453円/枚
天然オイル仕上げ TIR柄 COE-TIR5
300mm角 737円/枚
▽サンゲツ
天然オイル仕上げ コルクタイル KR-4271
300mm角 365円/枚
▽永柳工業
オールコルクマット all-c-63
349cm×262cm 508円/枚
ジョイントコルクマット joint-c-108
349cm×262cm 311円/枚
同じような質感の東亜コルクと比べて1枚当たり150円ほど安く質感も悪くなかったからですね!
3-2.費用
▽費用感はこのような感じ
上段はコルクタイルの3メーカーで、下段はタイルカーペットとフローリングとの比較になります!
▽参考に
【賃貸DIY】元の床に重ねるだけの無垢フローリング!費用感も公開│西栗倉森の学校ユカハリのサンプルが届きました
天然素材の空間を作るならアリですね!
3-3.完成イメージ
▽完成イメージ
(参考:https://theconstructor.org/building/flooring/soft-flooring/79023/)
(参考:https://www.colourflooring.co.uk/collections/natural-flooring)
4.サンゲツコルクタイルを張ってみたビフォーアフター
▽引越たてのビフォー
▽アフター
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、床をコルクにするといったお話をしました!
具体的に使った、材料や施工方法については、またブログに載せますね!