こんにちは、ガジュマルハウスです。
今回は、「暮らしの選択肢を広げよう」のテーマです!
結婚祝いのプレゼントについて、イギリス人のウェディングノートという文化が面白かったので紹介させてください!
この記事を書いている人
〇ライフマネープランについて勉強中
〇暮らしの選択肢を広げたい!
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【自己紹介】暮らしの選択肢を広げよう!
このサイトのテーマは、暮らしの選択肢を広げよう!
・暮らす場所
・食べるもの
・お金の使い方
これらを丁寧に自分の頭で考えて選択していくことが大切です。
その選択肢を広げていくために、いろいろな場所へ行き、いろんなものに触れて、自分がどう感じるのか、じっくりを考えたいなと思うのです。
参考文献はこちら!
(参考:お金とモノから解放されるイギリスの知恵-井形-慶子)
そうそう、これが言いたかったんだよ…!と日本人の文化に対してのもやもやを言語化してくれた一冊です!
目次
1.結婚のご祝儀やプレゼントって負担にならない??
1-1.日本のご祝儀文化
1-2.結婚祝いのプレゼント
2.イギリス人のウェディングノートという文化
3.お金とモノに対する価値観の変化
4.プレゼントを贈るときに大事にしたいこと
5.まとめ
もくじ
1.結婚式のご祝儀やプレゼントって負担にならない?
1-1.日本のご祝儀文化
結婚式のご祝儀って負担にならないの??
最近ですね、
この漫画を図書館で借りてきて読んでいるんですけど、これを見てて思うんですよね。
日本の結婚式の文化に対する違和感!!!
この漫画は、30歳超えた女3人が「女の幸せとは!」を、結婚や仕事について、○○だったら!○○してれば!って言いながらあーだこーだ悩みながら生きていく話ですね!
若干考え方が10年前?(出版されたのが8年前)とは思いつつも、ユーモアがあって面白いし、生き方なんてずっと考えながら生きていくものよね~って思いながら読んでました!面白かった!
この漫画の中で、結婚式についての描写があって、
最初は楽しかった結婚式も、友達がたくさん結婚していくにつれ、「あんまり仲いい友達じゃないのに…ご祝儀はらうなんて…」と、ついには嘘の予定を言って断るっていうシーンがありました(笑)
結婚式ってそもそも「両親や周りに感謝を伝える式」のはずなのに、両親そっちのけで「友達も呼んだパーディー」みたいな感じになっちゃったりして、
ご祝儀が負担になる方が、お祝いの気持ちより勝っちゃったりして、、、
いろいろ本末転倒なのでは!!と思うことも!!
ちなみに、この本の中でもシロさん(主人公)が、会社の同僚の結婚式にご祝儀5万円を、両親の不幸などと重なって負担に思うシーンがありましたね。
結婚式を何度も行ったことのある旦那さんも、「ご祝儀は割と負担」と言ってましたね~
経済状況はさまざまなのに、一律なご祝儀
ここで、私が思うのは、経済状況が人によってさまざまなのに、ご祝儀は関係性に応じて一律 という文化です!
こんなの、やむを得ず今月は厳しい…という状況だったり、そもそも経済状況が厳しい…という方にとっては、「お祝いしたい」という気持ちがあっても、ご祝儀が負担になってなかなか難しいじゃないですか泣
1-2.結婚祝いのプレゼント
少額の誕生日プレゼントはサプライズ嬉しいけど、結婚祝いにサプライズは困ることがある!
とはいえ、結婚式をしない方に対して、結婚祝いのプレゼントを贈るにしても、困ることってありませんか??
贈る方ももらう方も。
そもそも「モノ」をもらったりあげたりすること自体なかなか難しいなーーって思うわけです…!
趣味とちょっと違うなってものだったり、
自分の持っているものとダブっていたり、
使い勝手が悪かったり、置く場所が見つからなかったり、、、
もちろん、自分では思いつかないような、センスの良いプレゼントとか、
自分には買わないようなちょっとした贅沢品とか、
自分のことを考えて選んでくれたんだなって感じるのは本当にうれしいことだし幸せだな、とは思う。
自分もそういうプレゼントをするときあるし、それで相手が予想以上に喜んでくれたりするのもうれしかった思い出もある!
ただ、それは少額の誕生日プレゼントだから嬉しい!!
結婚祝いのプレゼントは、生活に必要なものがほしい!!(切実)
あと、あげる側の場合は、相手に予算と、何が欲しいか必要か聞くから!遠慮なく具体的に答えてくれると嬉しい!って思うわけです。
夫婦茶碗やコップは結構困る…
「結婚祝い プレゼント」って検索すると、夫婦茶碗とかコップとか家電とか出てくるけど、
すでに持っているものとダブったり、趣味が合わなかったりすると、
「モノ」として残ったり、毎日使うものだと結構困ったりする…
大事な友達からもらった捨てられないものだから、「なんだかな…」って思いながら使ったりしませんか??
私は、友達からおそろいのコップをもらったことがあったけど、
それは私の家に来たことが合って趣味も熟知してて、ちゃんとセンスいいようにプレゼントしてくれたから、毎日使ってて嬉しくなるし、使い勝手も良い!
だけどそれはかなりまれで…
微妙な「モノ」をもらうと、捨てにくいし、あっても困るし、みたいな感じで非常に困る…!!!!
体験談「ホットプレートと徳利おちょこを2個ずついただいた話」
実際、私も結婚祝いのプレゼントをいただいたことがあるのですが(ありがとうございます)、
家に、ホットプレートが2セットと、徳利おちょこが家のものと合わせて3セットになったわけです(笑)
ちゃんと言えばいい話なんですけど、聞かれてもないのにこっちから言うのは…ってなるじゃないですか……
これって非常に申し訳ないしつらいんですよね……
私たち夫婦が家でご飯を食べることを何よりも楽しみにしていることを知ってくれているし、私たちのことを思って贈ってくれたことも嬉しい!嬉しいけどーーーー!!!
そんなにいらーん!!!泣
ということで、ホットプレート1つはメルカリに出しちゃって、
徳利おちょこは2セット押入れにしまってあるという始末…
そんなに置く場所ないんですよ…
もらう方もあげる方も、こんな始末悲しいですよね…
2.イギリス人のウェディングノートという文化
そこで、この本を読んだときイギリス人の結婚祝いの文化で、「ウェディングノート」があることを知りました!これがかなり興味深い!
(参考:お金とモノから解放されるイギリスの知恵-井形-慶子)
ウェディングノートは、
〇まず新郎新婦が欲しいものを書き連ねたウェディングリストをノート一冊分作る
↓
〇1ページに1つのアイテムが書いてある(欲しい商品の写真、値段、販売店の住所までもかいてある)
内容としては、キッチンタオルからテレビまで、価格や内容も様々だけど、二人が新生活に本当に欲しい、必要なものしか載っていない
↓
〇カップルは結婚式に、家族や友人にノートを回し、贈る側は買いたい商品が掲載されたページを破る
↓
〇破ったページのプレゼントを後日新郎新婦に届くように贈り物をする
たいてい最後に残るのは、一番高いグランドピアノと一番安いティータオルなので、ノートが分厚いうちに閲覧を希望する方が贈り手もたくさんの商品の中から買う物を選ぶことができるそう!
これで、新郎新婦の新生活に本当に欲しいモノだけがプレゼントとして贈られ、本当に欲しいモノだけだからずっと大切に使う。
贈る側もあげるものが決まっているから、悩まなくていいしそのためだけにショッピングに時間を取られなくても良い。
30年ほど前からはじまったこの文化、実に合理的で無駄がない。
贈る方にとってもあげる方にとっても嬉しいシステムだと言えますね。
ご祝儀代わりのウェディングノート
しかも、イギリスには「ご祝儀」という文化がありません。
日本では、「結婚式に呼ばれる=お金が無くなってしまう」という気持ちになってしまう若者が多いのではないでしょうか。
月に2回結婚式があった日には、もう、、お金なくなる、、、、と祝いの気持ちよりそっちが勝ってしまって仕方ありません…
イギリス人の「ご祝儀代わりのウェディングノート」
価格帯もばらばらなので、自分の経済状態や相手との関係性に応じて、自分で選んで贈り物をすることができる。
もらう方も、本当に欲しいモノなのでちゃんと嬉しい。
結婚式に「100%のお祝いの気持ち」で行くために、この文化はかなり日本にも取り入れたい文化ですよね!!!
3.お金やモノに対する価値観の変化
ミニマリスト
今、世界でも「ミニマリスト」という言葉が一般化していることと思います。
ミニマリストとは
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。
(参考:コトバンクより)
私の好きな本や動画で言うと、この辺ですかね。
▽ミニマリストしぶ「手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法 」
▽リムベアー「お金とモノに支配されない暮らしかた」
私の思うミニマリストとは、
〇自分が把握できる量の「モノ」しか持っていないから、一つ一つを大切にできる
〇自分の人生に何が必要で何が必要ではないか、判断できる力が付く
〇価値があると思った「モノ」だけを厳選して持つから、幸福度が高い
簡単に言うと、こんな感じで考えています。
現代の私たちに必要なスキルですよね。
「お金やモノ」に対する価値観が変わってきているのです。
「少ないモノやお金で幸せに生きる」という考え方が浸透している今、結婚式のご祝儀文化やプレゼント文化を今一度見直してみるべきではないでしょうか??
従来の日本のご祝儀文化より、経済状況に合ったウェディングノート文化
「モノ」に対する価値観や「生活」に対する価値観が変わってきている中で、
〇結構な負担になるご祝儀文化
〇贈る側チョイスの結婚祝いのプレゼント
これをガラッと変えて、
〇経済状況に応じてプレゼントができる、もらう側チョイスのウエディングノート文化
30年前からイギリスで主流の文化であるこれこそが、日本で今取り入れられるべきではないかと思うのです!
4.プレゼントを贈るときに大事にしたいこと
ただ、このウェディングノートは、贈る側にとって「ちょっと気持ちこもっていなさすぎじゃない?」なんて思う方もいると思うのです。
その場合は、手紙を同封してみてはいかがでしょうか。
手書きの手紙ってちょっとホロリときちゃうくらい嬉しいものです。
「本当に欲しいモノに気持ちのこもった手紙」ほどうれしい結婚祝いってないと思います。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、私の価値観で「日本の結婚式のご祝儀やプレゼント」の文化は負担になる!
イギリスのウェディングノートの文化は画期的!
というお話をさせていただきました。
時代に合わせて、文化もいい方向に変えて良ければいいんじゃないかな、と私は思います。
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イギリスって結婚式の時、ご祝儀代わりに「ウェディングノート」からお祝いをするらしい!新郎新婦が新生活で欲しいものだけ書いてあって(価格はバラバラ)結婚式参加者はその中から自分があげたいなと思った商品が書いてあるページを破って後日新郎新婦に送る。そういうシステムらしい!続く
— ガジュマル | ブロガー (@gajumaruhouse) July 17, 2022