こんにちは!カキモトです。
自分の住んでいる岐阜県をもっと知ろう!シリーズです。
今回は、大垣の「岩城わさび園」さんとミドリバシ食堂の「せっちゃん」さんのわさびを味わうイベントに参加してきました!
今回も、「暮らしの食について」大好きな食についてです!
この記事を書いている人
〇ライフマネープランについて勉強中
〇まち歩きが大好き
このサイトのテーマは、人生を豊かににするブログ事業
そのためには、暮らしを豊かにすること!
・暮らす場所
・食べるもの
・お金の使い方
これらを大事にしていきたいのです。
ということで、おいしいもの食べに行きました!
目次
1.ミドリバシ「わさび、味わう秋夜」
2.大垣「岩城わさび園」さんの魅力
2-1.岩城さんのわさび愛
2-2.薫り高くおいしいわさび
2-3.会社員から転身した岩城さんの生き方
3.ミドリバシ食堂「せっちゃん」の魅力
3-1.ほっとする手料理
3-2.大垣の食材に対する愛
3-3.「みんなにとってのおばあちゃんに」せっちゃんの思い
4.まとめ
もくじ
1.ミドリバシ「わさび、味わう秋夜」
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10月29日に岐阜県大垣市のミドリバシで開催された「わさび、味わう秋夜」へ行ってきました!
ミドリバシ食堂店主「せっちゃん」と大垣の「岩城わさび園」さんとのコラボイベントです。
ennoie ミドリバシとは?
岐阜県大垣市にある食堂/レンタルスペース/コミュニティスペースです。
ミドリバシは『やりたい』を実現できるシェアスペースです。
小さく事業を始めたい、趣味をサービスにしたい!!
そんなチャレンジする方に向けたレンタルスペースとしてこの場をお貸ししています。
(引用:ミドリバシInstagramより)
ミドリバシ店主「せっちゃん」の一汁一菜定食が食べられる「ミドリバシ食堂」も。
今回行ってきた「わさび、味わう秋夜」イベント、本当に楽しくて素敵な時間だったのでシェアさせてください!
まずは、岩城さんとせっちゃんのお話。
ミドリバシで食堂店主せっちゃんのお話と
大垣でわさび農園を営む、岩城さんのお話がとても素敵だった…
長くなるので、記事の後半でお話させてください。
今回のメニューはこんな感じ。
わさび楽しめる献立が、とってもおいしそうで楽しみ…
なんと立派なわさび!!!
これを自分ですってお料理にかけていただきます!
余ったらお持ち帰りなんて、贅沢すぎます!
迷う。めちゃめちゃ迷う。
どれも薫り高いのは間違いないですが、刺激には強弱があるみたい。
見た目では分からない…
目があったわさびを選びました!
丁寧に表面を滑らかにしてもらっています。
立派なわさびを金網ですります。
もこもこと粘り気があり、わさびの香りが良い~~~
ふわ~すごい!
この金網「わさびわさび」って書いてあって中にひとつだけ「わびさび」が紛れているそう!
最後まで見つけられなかった…
・ささみと青菜のごま酢和え
・長芋とアボカドのわさび醤油和え
・板わさきゅうり
どれもおいしすぎて、おかわりしちゃった!
わさびをちょこんとのせて、いただきました。
ツーンと嫌な辛さは一切なく、香り高いわさびがお料理と合ってとてもおいしい。
せっちゃんのほっとするお料理が本当においしい…
・鱈のじょうよ蒸し
ふわふわの山芋がとろけて美味しくて、鱈もふわふわ。
お出汁が利いていてこれが本当においしい。
わさびの香りと合う…
・厚揚げのわさびマヨ焼き
う~~ん。これもおいしい!!
厚揚げは、大垣の個人商店さんのものを使っているのだそう…!
・ご飯 わさび茎醤油漬け
・お味噌汁
これまた、ほっとする料理だな。
わさびの茎はしっかり刺激が強めで醤油と絡んでご飯に合う!!
・わさびヨーグルトムース
最後のデザート!!
びっくり!おいしい!
わさびの香りがして、後味でピリッと刺激を感じるヨーグルトムース。
とってもおいしかったです!
お料理はどれもおいしかったし、こんなにおいしいわさびは初めてだし、幸せでした…
2.大垣「岩城わさび園」さんの魅力
シェアさせてください!
2-1.岩城さんのわさび愛
愛知県名古屋市生まれの岩城さん。
会社員として働いていた企業を退社し、わさび農園をつくったそうです。
大垣市でわさびを育てる農家さんに出会い、1年間みっちり研修、勉強を経てわさび農家さんになったそうです。
岩城さんの育てる「真妻」という品種のわさびは、通常1年程度の栽培で出荷できる品種もある中、2年間かけてじっくり育て上げるのだそう。
栽培条件も厳しく、病気や気候に品質が左右されやすい分、香りが高くさわやかな風味と甘みを感じられる、「幻のわさび」とも言われています!
話を聞いていて、岩城さんのわさび愛がじわじわと伝わってきました。
大垣は、全国でも有数の豊富な地下水が湧き出る自噴帯がある地域。
そのお水を使うからこそ、このわさびの美味しさができる。
わさびは水が作ったものだ、とおっしゃってました。
年間降水量3000ミリに及ぶ西美濃地方の奥地で水が地下深く浸透し、その水が天然の水パイプを通って大垣に届きます。
なんと、西美濃地方の奥地の方まで、ご自分の目で見に行き、このお水を使ってわさびを作りたい!と感じたそうです。
わさびの研修と勉強を始めて2年、わさび園をつくるために2年、そして栽培までまた2年。
6年の月日を経て、このわさびが出来上がったそうです。
2-2.薫り高くおいしいわさび
わさびが気持ちよく育つ環境をつくるためにハウスの中で育てており、栽培中農薬は使っていないのだそう!
東京の方にも多く出荷している、確かな品質です。
薫り高くおいしいワサビは、今回のせっちゃんのお料理以外にも、
〇大垣市食べ処飲み処 美膳さんのわさび丼
〇バインミーラボのローストビーフと真妻わさびバインミー
などにも、取り入れられており、わさびの香りでお料理を引き立てています!
わさびを添えたローストビーフバインミー、最高だった…
2-3.イキイキした岩城さんの生き方
会社員で農業とはまったく違う世界から、30代で転身した岩城さん。
会社員時代はひどい労働環境だったそうで、心身ともに疲弊していたころ出会ったわさび栽培。
わさびの話をする岩城さんの顔は、とってもイキイキと楽しそうで愛にあふれていて、天職を見つけたような表情が印象的でした。
就農するために、栽培作物の選択から研修、勉強、農地、就農計画、資金調達など、たくさんの壁があったとおっしゃっていましたが、ここまで形にして行動して、おいしいわさびを作り上げた岩城さん。
その生き方が本当に素敵だと感じました…
3.ミドリバシ食堂「せっちゃん」の魅力
ミドリバシ食堂店主のせっちゃん。
愛のあるほっとする手料理がとっても素敵だったので、シェアさせてください!
3-1.ほっとする手料理
こちらは、春にミドリバシ食堂でいただいた「お花見御膳」
今回のわさびのお料理も、ミドリバシ食堂の一汁一菜定食も、なんだか懐かしいほっとするお料理。
「おばあちゃんが家族のためにつくるような素朴な家庭料理」をコンセプトにしたお料理だそう。
懐かしい感じのするおいしいお料理は、せっちゃんのおばあ様から受け継いだものもあるのだそうです。
3-2.大垣の食材に対する愛
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大垣にある魅力的な食材や生産者さんのつくる食材を積極的に使ってつくるお料理。
せっちゃんの地元愛も、食材の生産者さんへの愛も感じられます。
使っている食材についてのお話がかかれた、献立表もとても魅力的でした。
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3-3.「みんなにとってのおばあちゃんに」せっちゃんの思い
せっちゃんは、ミドリバシ食堂の店主をする前、
保育園で働いていたころに感じた食育の大切さから、親御さんに向けて「お料理の楽しさやコツ」を伝えるお料理教室、
古民家を借りて開催したお料理をふるまうイベントなど、
保育士栄養士、管理栄養士さんとして、自ら色々な活動を展開されてきたそうです。
地元である大垣に帰ってきたとき「この街でおもしろいことしたい人集まれ!」というミドリバシのコンセプトに惹かれて、ミドリバシ食堂をするようになったのだそう。
せっちゃんは、おばあさまから受け継いだ風習やお料理を伝えないと消えてしまうと感じ、お料理やお料理にまつわる活動を今もし続けているそうです。
「みんなにとってのおばあちゃんに」というせっちゃんの思い。
これが、このおいしくてほっとする料理の正体だな、と感じました。
4.まとめ
岐阜県には、まだまだ知らない「愛をもった仕事をする人たち」がたくさんいるなと感じました。
地域の宝物ですよね。