こんにちは、ガジュマルハウスです!
これまで、投資について様々な情報をお伝えしていきました!
今回は、投資を始める方のために、ネット証券会社との正しい付き合い方について解説します!
これを知っておくことで、変なサービスや商品に引っ掛からずに正しい資産運用ができます!
・銀行でお勧めされた投資信託があるから証券口座いらないでしょ!
・ネット証券ってセキュリティとか大丈夫なの?
という方にぜひ読んで頂きたいです。
この記事を書いている人
〇ライフマネープランについて勉強中
〇積立NISA、高配当ETFに投資中
知っておくことが大切だね!
目次
1.証券口座を持つ必要性
2.まずは証券会社の全体像を把握しよう!
2-1.ネット証券と総合証券会社
2-2.証券会社が倒産した時の資産はどうなるの?
2-3.ネット証券の全体像を把握
2-4.ネット証券会社の売上構成
3.ネット証券の落とし穴と正しい付き合い方
4.まとめ
もくじ
1.証券口座を持つ必要性
一般の人も証券口座を持ち投資を始めるべき理由についてお伝えしていきます。
〇お金持ちはみんな証券口座を持っている
〇証券口座は、取り扱いがある金融商品の種類が多い
〇証券口座を持つと、最も確実に資産を作る方法に近づける
〇株を持つと、お金を増やしながら所有権を満たせる
この4つの理由があるからです。
お金持ちになるために、証券口座は必須なのです!
〇お金持ちはみんな証券口座を持っている
この資本主義社会において、お金持ちで、証券口座を持っていない人はいません。
ソフトバンクの孫さん、ユニクロの柳井社長、世界最高の投資家ウォーレンバフェットなど、数々のお金持ちは必ず証券口座を持っています。
つまり、株式こそが富の源泉なんですね!
株式を持つということは、会社が生み出した利益に対して権利をもつということ。
その株式を保管しておけるのは、証券口座だけ。
〇証券口座は、取り扱いがある金融商品の種類が多い
今なら保険と組み合わせて積み立て式の保険もあるし…
という方が出てきそうですが、
△銀行の窓口で購入する金融商品はろくなものがない
△保険を途中で解約すると元本割れするケースが多い
△銀行や保険で投資をすると、商品が少なくまともな投資ができない
株式 | 一般投資信託 | 国内ETF | 海外ETF | |
証券会社 | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
銀行 | △ | 〇 | △ | × |
保険会社 | × | 〇 | × | × |
◎すべて取り扱う 〇数が少ないが取り扱う △取り扱わない場合が多い ×取り扱う
ということで、銀行や保険会社で丁寧にアテンドしてくれる=利益が多く出る商品を販売している
ということなので、手を出さないようにしましょう。
〇証券口座を持つと、最も確実に資産を作る方法に近づける
自分で考えて株式を持ったり、優良なファンドに投資を始めると、
自ら起業して会社を経営してオーナーにならなくても株を購入して、大企業のオーナーに簡単になることができます。
今の資本主義経済時代、最も確実に資産を作る方法は、莫大な利益を生み出し世界経済を回している、企業の「オーナー」になることです。
〇株を持つと、お金を増やしながら所有権を満たせる
株主になれば、会社の業績に応じで分配金等の形で株主に還元されることになります。
株を買うということは、企業の所有権をもつということになるので、
例えば、ディズニーランドの株主になれば、チケット代、グッズ代、ホテル代が巡り巡って自分の利益になってきますよね!
株主になれば、会社を自分のものとして考えることができるので、所有欲が満たされますね。
2.まずは証券会社の全体像を把握しよう!
さて、ここまで証券口座を持つことこそが富の倉庫になるという話をしましたが、証券口座の中でも種類があるし…
どうやって選んでいけばいいのだろうか?
まずは、証券会社の全体像を見ていきましょう。
〇ネット証券と総合証券会社
〇証券会社が倒産した時の資産はどうなるの?
〇ネット証券の全体像を把握
〇ネット証券の売上について
について解説していきます!
2-1.ネット証券と総合証券会社
証券会社には、実店舗を持たないネット証券と実店舗型の総合証券会社があります。
ネット証券会社は、代表的なものに、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などがあり、総合証券会社に野村證券、大和証券などがありますね!
ネット証券と総合証券の違いは3つ!
①実店舗があるかないか
②顧客一人ずつに担当が付くかつかないか
③すべて自己判断か、コンサルティングを受けられるか
という感じですね。
これによって、手数料が大幅に違ってきます。
手数料 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 | 野村証券 | 大和証券 |
5万円まで | 55円 | 55円 | 55円 | 152円 | 2090円 |
10万円まで | 99円 | 99円 | 99円 | 152円 | 2090円 |
50万円まで | 275円 | 275円 | 275円 | 524円 | 4741円 |
100万円まで | 535円 | 535円 | 535円 | 1048円 | 9582円 |
※スタンダードプラン、超割コース、オンラインサービスで比較
(参考:SBI証券、楽天証券、マネックス証券、野村證券、大和証券より)
ネット証券3社では手数料に大きな違いはありません。
表では、野村証券や大和証券はオンラインサービスの手数料で記載してありますが、電話での取引になると、手数料が10倍以上に跳ね上がります、、、。
さらに、大手総合証券会社と言っても銀行の窓口や保険屋さんのように、手数料が高いぼったくり商品を売られかねません。
普通に考えれば、人が売る=利益になる商品を売りたいと思うのは当たり前のことですからね。
(参考:ITmediaより)
ちなみに、証券口座数は、大手ネット証券会社SBI証券は大手総合証券会社の野村證券を2021年に抜いてます!!
手数料も安く投資アドバイスもしてもらえる、ウェルスナビなど活用してみてもいいかもしれないですね!
ポイント
証券会社も銀行も保険会社も、窓口には行かないようにしましょう!
つまり、総合証券会社よりネット証券会社を選びましょう。
2-2.証券会社が倒産した時の資産はどうなるの?
ちなみに、
という方のために解説をしておきます。
そもそも、証券会社で運用されている資産というのは、分別管理されています。
個人の資産と会社の売上ですね!
そのため、仮に証券会社が倒産しても皆さんの財産は全額守られます。
(参考:日本証券業協会より)
日本証券業協会でもこのように、書いてある通り「顧客資産の分別管理」によって資産がなくなってしまうということはありません。
ただし、、「それでもなお~」のところを見ると、顧客資産の返還ができなかった場合は1000万円を限度として補填されるとのことです。
そのため、1証券会社に1000万円以上入れておくのは危険なので分散も検討してみてもいいかもしれないですね。
2-3.ネット証券の全体像を把握
ただ、手数料が低いということは、落とし穴があると思いませんか??
ここからは、ネット証券と上手に付き合っていくために、
〇ネット証券の歴史
〇ネット証券の2大強者SBIと楽天
について解説していきます。
〇ネット証券の歴史
1998年:松井証券が国内初のインターネット取引サービスを開始
1999年6月:マネックス証券が誕生
1999年8月:ソフトバンク・フロンティア証券(現SBI証券)が誕生
2001年4月:カブドットコム証券(現auカブコム証券)が誕生
2004年7月:楽天証券が誕生
〇ネット証券の2大強者SBIと楽天
この5社が国内株式取引シェアについては大きく占めています。
(参考:SBI証券決算資料より)
(参考:SBI証券決算資料より)
ポイント
取引シェアも預かり資産高も、SBIと楽天が圧倒的に強いことが分かりますね。
(参考:ITmediaより)
しかも、先ほどお伝えした通り、SBI証券は大手総合証券会社の野村證券を抜いてます!!
これは、歴史の転換点とも言えますよね。
ちなみに、口座の新規獲得数は、楽天証券がトップですね。
2019年で70万口座以上獲得。(2位のSBI証券は40万弱)
これは、証券会社だけをしている他社はかなわないよね~
2-4.ネット証券会社の売上構成
ネット証券会社の売上は、次の3つから構成されている。
ポイント
ネット証券の売上構成
①委託手数料(ユーザーの皆様から徴収する取引手数料)
②金融収益(信用取引の際にユーザーから徴収する金利)
③トレーディング損益(自社で雇っているトレーダーが生み出す損益)
信用取引とは、証券会社からお金を借りてそれを元手に資産運用すること。
お金を借りるので、借りた金額、期間に応じて利息を支払う必要があるのです。
先ほどの大手5社の収益構成比を見てみます。
(参考:SBI証券決算資料より)
金融収益めちゃ多い!
売上の30~50%は金融収益。
つまり、ネット証券は信用取引をやっているユーザーに、お金を貸して金利をもらうことで生計を立てているんです。。。
ちなみに、次に多い委託手数料ですが、ネット証券会社同士の競争が激しくなって手数料を無料化していっているため、数年前と比べてどんどん割合が減っている。。
3.ネット証券の落とし穴と正しい付き合い方
ここまで学んだことをまとめておきます。
〇総合証券会社よりネット証券を選ぶ
〇ネット証券が総合商研の口座数を抜くほど勢力を伸ばしている
〇ネット証券のセキュリティは万全ではあるが、リスク分散のために証券口座を分散することも大切
〇ネット証券が生まれてから20年が経過
〇SBI証券、楽天証券、auカブコム証券、マネックス証券が大手5社
〇ネット証券の売り上げ構成は、委託手数料、金融収益、トレーディング収益の3つ
このようになりますね。
ネット証券会社の勢力を伸ばしており、その競争激化により、
・ユーザーはますます資産運用がやりやすくなる
・ネット証券会社の業績は厳しくなる
ということが現状ですね。
ということで、ネット証券会社は手数料を安くしている代わりに、どこかで利益を取れるようにしていかなくてはいけないですよね。
必要以上にお金を取られるようなことはしないように、次のことに注意する必要があります。
ポイント
結論、
〇優良株、優良ファンドを買うこと
〇信用取引をしない
〇IFAとは付き合わない
〇アクティブ運用をしない
この4点につきますね。
〇信用取引をしない
松井証券の幹部は、信用取引をもっと拡大化していくと言っているそうです。
手数料無料で顧客を呼び込んで、信用取引で高い金利、高い取引コストを取っていくということですね。
〇IFAとは付き合わない
楽天証券はIFA(独立ファイナンシャルアドバイザー)と提携して、資産運用のコンサルティングを行っているそうです。
これを通じて取引すると当然ながら高い手数料を取られてしまいます。
〇アクティブ運用をしない
マネックス証券はアクティブ運用を強化すると言っているが、多くのケースで高い手数料に見合う運用はできないそうです。
結局インデックス運用を行っている優良ファンドが一番ですね。
▶関連記事
【投資】積み立てNISAインデックスファンドの選び方5つのポイント
【投資】初心者に向けて高配当株投資の始め方4つのステップで解説。高配当株投資具体例も紹介
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
まとめると、
〇ネット証券で
〇優良ファンドを
〇余計な取引をせずに
〇保有し続ける
これが一番ですね。
ネット証券によって、資産運用がとってもやりやすくなりました!
ですが、今後も付き合い方に充分注意していきましょう!