こんにちは、ガジュマルハウスです!
今回は、賃貸を退去する際に知っておきたい、自分でできる現状復旧についてお話していきます!
業者だと3万円以上かかる、壁のへこみ復旧。
これをDIYで1000円以内にできてしまう方法をお伝えします!
賃貸の退去費用ってかなり取っていかれて、結局敷金全然返ってこなかった…っていう方多いのではないでしょうか。
立つ鳥跡を濁さず、自分でへこませてしまった壁は復旧して返しましょう!
自分でDIYするときに、注意すべき点と、直さなくてもいい傷についてもお話してあるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!

・自分で復旧したいけど、やり方が分からない…!
という方がぜひ見ていってください!
この記事を書いている人

〇リノベーション会社にて2年間勤務
〇夫婦2人賃貸に住んでいてDIYが大好き
また、賃貸でも使えるDIY用品やインテリアについては、
に載せてあるので、合わせてご覧ください。
目次
1.DIYをする前に注意すべきこと
1-1.契約内容と管理会社さんに確認しましょう!
1-2.火災保険が使えるか確認しましょう!
2.壁の凹みを直してみました。
2-1.材料
2-2.道具
2-3.手順
2-4.ビフォーアフター
3.直さなくても良い損耗について
3-1.故意過失と自然損耗
3-2.補償すべき範囲について
3-3.払うべき費用について
4.まとめ
もくじ
1.DIYをする前に注意すべきこと
まず、賃貸の壁をいじるというわけなので、注意すべき点が2つあります!
①契約内容と管理会社さんに確認をとること
②火災保険が使えるか確認をとること
この2つですね。
解説していきます!
1-1.契約内容と管理会社さんに確認しましょう!
まずは、賃貸借契約書の修繕についての条項を確認しましょう。
例えば、
①「入居期間中、および契約終了時の清掃修繕費は乙(借主)の負担とする。ただし、修繕工事等一切は甲(管理会社)の指定又は承認した業者に行わせるものとする」
②「入居期間中、および契約終了時の清掃修繕費は乙(借主)の負担とする。」のみ
この2つの条項があったとします。
この場合は、①だと、原則管理会社指定の業者に修繕してもらう必要があります。
②だと、賃貸でもDIYで修理できる可能性が出てきますね。
ただ、①でも②でも、管理会社に一度確認してみた方が良いかなと思います。
〇壁をへこませてしまったこと
〇契約書の条項の内容
〇自分で直しても良いか、自分で業者を手配しても良いか
こちらをキチンと伝えた上で、判断を仰ぎましょう!

私と夫はどちらも建築関係で、現場経験もあったので「建築関係のものなのですが、壁の補修を自分で行ってもよいか?」と聞いたところ、同じクロスがあれば修繕しても良いという返答をもらえたので、自分でDIYすることにしました!
注意ポイント
管理会社に連絡した旨は、きちんと名前を控えた上で録音や記録を取っておきましょう!
1-2.火災保険が使えるか確認しましょう!
管理会社に確認した上で、「直しても良いが、指定した業者にて修理をお願いしたい」などと言われた場合は、火災保険を使いましょう。
また、DIYに自信がないときも火災保険を使いましょう!
この保険の対象だった場合は、自己負担額1万円で修理ができます!
火災保険というのは、何度使っても保険料が変わらない保険なので、傷をつけてしまったりした場合は都度直してもらいましょう!
ただし、使える火災保険は次のような条件を満たしている必要があります。
使える火災保険は、
「「借家人賠償」の「不足かつ突発的な事故」に保障がある火災保険」です。
この場合ですと、
・うっかり物を落として床をへこませてしまった
・不注意で子供が壁に落書きをしてしまった
・うっかり家具をぶつけて壁に穴をあけてしまった
などの不慮の事故の場合は、しっかり保証されます!
ただし、自己負担額1万円である場合がほとんどですね!
▽何の保険に入った方が良いかは、こちらの記事をご覧くださいね。
【賃貸】自分で火災保険に加入したら保険料が半額以下になった話

①
②
1つ目がまあまあな凹みだったので、結構前に楽天損保の火災保険を使って1万円で直してもらいました!
2つ目もお願いしようかと思いましたが、1万円かかるしこちらはDIYで直そうと思い実行しました!
2.壁の凹みを直してみました。
ここからは、私がDIYで壁の凹みを直してみた話をしていきます!
今回は、管理会社に確認し、自分で直しても大丈夫との返答をもらえたので、やっていきます!
ちなみに、2度乾かすので作業時間は10分ほど、乾かす時間が丸一日といった感じですね!
2-1.材料
材料は、
〇室内かべ補修用パテ
〇クロス用のり
のみ

でも、アマゾンで買った方が安かった…(笑)
2-2.道具
道具は、
〇鉛筆
〇カッター
〇定規
〇やすり(パテの中にセットになっているものを使っても良い!)
〇ノリ塗る用の刷毛
2-3.手順
手順
①大体の大きさを鉛筆で囲っておく
②カッターで綺麗に壁紙を剥がす
剥がした壁紙は後で使うので、残しておく
③パテを少量取り、付属のヘラでのばす
③3時間ほど乾かした後、やすりでこする
④再度パテを均一になるように塗る
⑤鉛筆の跡は消しゴムで綺麗に消しておく
⑥剥がした壁紙に乗りをつけ、刷毛でのばし、壁に貼る
⑦完成!
のりが乾いたら、全く目立たなくなりました!
2-4.ビフォーアフター
▽ビフォー
▽アフター
3.直さなくても良い損耗について
次に、退去時に直さなくても良い自然損耗についてお伝えしておきます!
部屋に普通に住んでいると、汚れたり傷ついたりって絶対ありますよね。
退去時にそういったことも含めて請求されたことはありませんか??
これ、払うべき費用と払わなくてもいい費用があるんです。
ここを整理した上で直すべきかを判断することが賢明かと思います!
賃貸借契約に関わる貸主と借主のトラブルが定めている、「現状復旧をめぐるトラブルとガイドライン」には、
〇故意過失以外の自然損耗や経年劣化について、借主が補修する必要はない
〇直すべき範囲は、傷等つけてしまった部分のみ
〇現状復旧とは、借主が入居した状態に戻すことではないので残存価格を払えばよい
ということが明記されています。
これらを解説していきます。
3-1.故意過失と自然損耗について
まずは、故意過失と自然損耗についてです。

なので、直さなくてはいけません。
ポイント
もし、自然損耗の範囲内のことで修繕費を請求された場合は、
「それは、国のガイドラインによると自然損耗ですよね?」としっかり確認しましょう。
3-2.直すべき範囲について
ここからは、直すべき範囲についてです。
少しクロスに汚れがあったからと言って、全面張替えリフォームの価格を請求されたことはないでしょうか?
そんなに広く補償すべきではないのです!
直すべき範囲も具体的に現状復旧をめぐるトラブルとガイドラインによって決められています!
直すべき範囲
畳:原則1枚単位
フローリング:原則㎡単位
クロス:原則㎡単位(最大でも一面)
ポイント
業者の見積には、㎡数や単位が書いていないざっくりした見積もりが出ることもあるので、その場合はきちんと確認しましょう!
3-3.払うべき費用について
ここからは、補償すべき費用についてです。
下の図は、現状復旧をめぐるトラブルとガイドラインに記載されている図ですが、
家というのは、年を重ねるごとに劣化していくものです。
この経年劣化については借主が補償する必要はないのです。
つまり、そのものに残っている現在の価値(=残存価格)しか、借主は補償しなくても良いということです。
(参考:現状復旧をめぐるトラブルとガイドラインより)
残存価格について
例えば、6年前に張り替えたクロスを故意に傷つけてしまったとします。
その場合は、クロスの耐用年数は6年のため減価償却により、1円の価値しか残っていません。
そのため、借主は、もしクロスに落書きをしてしまったとしても価値が残っていないものを傷つけてしまったわけなので、1円の補償しかしなくていいよ ということなのです!
ちなみに他の耐用年数は、
〇流し台:5年
〇畳やクッションフロア:6年
〇便座や洗面台などの給排水・衛生設備:15年
(参考:現状復旧をめぐるトラブルとガイドラインより)
つまり、故意過失にて傷つけてしまったとしても、耐用年数で計算し残存価格しか借主は保証しなくても良い、ということです!
注意ポイント
この、耐用年数を把握するためにいつ新品になったのかが分からなくてはいけませんよね。
これは、貸主の方に説明義務があるため聞いてみましょう!
また、その証拠の写真等も見せてもらいましょう。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
賃貸の退去時は特にトラブルが多く業者もぼったくることが本当に多いです。
直せるところは直した上で、知識を身に着けて不当なお金は払わないように注意しましょう!