こんにちは!カキモトアイカです。
今回は、【茶道はじめました】茶道の魅力5つと教室の選び方の紹介についてです。
・大人の習い事で「茶道」を学んでみたい
・実際に「茶道」を学ぶ魅力って何なの?
という方に「茶道の魅力」が伝わる記事になっています。
この記事を書いている人
25歳、大人になって、そろそろ何か習い事を始めたい!
仕事と家の往復の生活だけじゃなく、何か趣味を始めたい!
そう思い立ち、2ヶ月前に「茶道教室」に入会しました。
茶道といえば、日本の「総合芸術」と呼ばれるほど奥深い世界。
私はまだ、畳の歩き方も、掛け軸の見方も、茶花の名前も全然分かりません。
ただ、「茶道教室」に通い始めて本当によかった!
「お茶」に触れられてとっても良かった!
そう実感しています。
忙しい日常の中で、心がスッと整うような、そんな気持ちになれるんですよね。
記事の前半では「茶道の魅力5つ」を紹介しつつ、記事の後半では「教室探しと教室を選ぶ基準」についてお話していきたいと思います。
「茶道を習ってみたいな」「茶道教室気になるな」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
もくじ
茶道の魅力5つ
茶道を初めて2ヶ月。
茶道を学ぶ中で「良いな」「魅了的だな」と感じたことをお話していきたいと思います!
私自身まだまだ初心者だからこそ、「これからはじめたい!」と思う方の一番近い気持ちが分かるかと思います!
茶道の魅力5つ
- 日常から離れて心が整う
- 「本当の作法」を教えてもらえる
- 型や動きには意味があることを知る
- 感動できることが増える
- 見える景色が変わる
一つずつ、体験談も踏まえてお話していきます!
教室や流儀によっても異なることがあると思いますので、ご了承ください。
日常から離れて心が整う
1つ目は、「日常から離れて心が整う」こと。
仕事と家の往復で、毎日忙しい。
休日は遅くまで寝て友達と遊んで、また月曜日が始まる。
それはそれで充実していたけど、何か心に余裕をつくる時間が欲しいなと思ったんですよね。
「茶道」を習っている時間は、家でも仕事でもない、「強制的に日常から離れる時間に」なるなと。
季節に合った掛け軸や茶花を見て、掛け軸の意味や歴史の話を聞いて、毎回お取り寄せしてくれるお菓子を楽しむ。
ああ、なんて幸せ、って思います。
「おや、お花がないな」と思ったら、掛け軸に枝垂れ桜の模様が!
掛け軸「しかない」ことによって、その枝垂れ桜がとっても映えて見えて。
素敵ですよね。
こういう体験がとっても楽しいです!
「本当の作法」を教えてもらえる
2つ目は、「本当の作法」を教えてもらえるということです。
茶道教室に通い始めて初日、先生から「お箸の使い方分かる?」って言われたんです。
えっ、日本人で25年やってきていますけど??
と思ったのですが、教えていただくことに。
なんとなんと、私「お箸の扱い方」全く知らなかったんですよね…!
お箸って両手でこんな風に扱うんだ…
恥ずかしながら初めて知ったことでした。
でも、ここで大切なことは、
「お箸をいつも正しく扱いなさい」ってことじゃなくて、
「正しい作法を知った上で、普段は崩していることを知る」ってことだなと。
でも、正しい作法を知っておくって大切だなと!
そんなこと、日常の中で教えてくれる人っていないよなと!
茶道は、「本当の作法」の連続だな思います。
お茶の飲み方、お菓子の取り方、あいさつの仕方、畳の歩き方、人の招き方、招かれ方、、、
いつもは崩しているものの「本当の作法」を学ぶ機会だな、
ちゃんとしなきゃいけない場面で「慣れない作法」に振り回されることなく、その場を有意義に過ごすための練習だな、と思います。
所作や立ち振るまいには「意味」があることを知る
3つ目は、所作や立ち振るまいには「意味」があることを知れるということです。
お茶を初めて2ヶ月、お手前を2回ほど練習しました!
- 手はおひざ!
- お茶碗は必ず左手で扱う!
- 左足から!
なんて何度も注意されました(笑)
なぜこの動きを???と思うことも、その意味を添えて教えてくださいます。
- 美しい動きに見えるように
- 招いてくれた方への感謝の気持ちを示すために
- 着物を着た時にみっともなく見えないように など。
ただ、一つひとつの所作に必ず意味がある、そしてその動きをもって感謝や尊敬の気持ちを伝えている、ということが何となく分かってきました。
言葉ではなく、振るまいそのものがコミュニケーションになっているって、文化的で奥深くて素敵ですよね。
感動できることが増える
4つ目は、深く感じ、感動できることが増えることです。
私が通う教室では、行くたびに、
- 掛け軸
- 茶花
- お茶碗などの道具
- 釜
- お菓子
など、毎回違う、季節に合うものを準備してくださいます。
例えば、半年ごとに「釜」の位置は変わります!
釜をかけるのは、「炉」と「風炉」の場合があり、
火は暖かいので、寒い時期には「炉」に釜をかけてお客さまの近くに置き、暑い時期は「風炉」に釜をかけてお客さまの遠くに置きます。
(参考:もなかのぶろぐ)
ここにも一つ、お客さまに対する気遣いが見えますよね!
茶道は、お客さんを招く亭主と招かれる客とのコミュニケーションの場。
使われる道具や茶室のしつらえなど、お客さんのために準備したものを通じて会話するのです。
普段の生活でも、
例えば、誰かのお家に招待してもらった時、家主のこだわりの家具やわざわざ準備してくれたお花に、ちゃんと着目して会話できるか、
これって結構コミュニケーションにおいて大切だな〜と思います。
そういう心の交わりを感じられるのが、茶道の魅力ですね。
見える景色が変わる
5つ目は、見える景色が変わるということです。
茶道を学んでいくと、お手前や作法だけでなく、
- お茶道具
- 掛け軸
- 茶花
- 和菓子
- 歴史
- 建築
- 着物
など、総合的な日本の芸術を学ぶことができます。
例えば、旅行したとき、
- その地域の有名な和菓子を一つ買ってみる
- 茶室のある建築を見学してみる
- お茶にまつわる歴史に着目してみる
- お茶会に参加してみる
など、今まで関心のなかったことが楽しめるようになってきます。
教室探しや選ぶ基準
ここまでの内容で、「茶道良いな」「茶道習ってみたいな」と思っても、
- どうやって教室を探せば良いか分からない
- どういう基準で選べば良いか分からない
- 月謝は?高価な道具を準備しなきゃいけないの?
など、いろいろな疑問が出てくるかと思います。
人によっていろいろな基準や探し方があると思いますが、ここからは、私の実体験として「教室探しや選ぶ基準」についてお話していきます!
参考にしていただけると嬉しいです。
教室探し
まずは教室探し。
私の場合は、
教室探し
- 茶道をしている人、していた人に聞く
- Googleマップで検索
- HPに登録されている稽古場案内を見る
1つ目は、茶道をしている人やしていた人に聞くということです。
直接知っている相手に、その教室の雰囲気や流派の良さなど聞けるので、安心感を持てる方法ですね。
2つ目は、Googleマップでの検索です。
自分の通えそうな地域に絞って「茶道教室」と検索したらいくつか出てくるかと思います。
HPがあったりマップに登録していたり「生徒をちゃんと募集したい教室」が分かります。
3つ目は、HPに登録されている稽古場案内を見るということです。
▷稽古場案内|表千家からのご案内
▷茶道裏千家ー全国稽古場案内
例えば、表千家と裏千家では、こんな感じで地域別に教室を探すことができます!
ネットだと公開されていないような教室がでてくるので、選択肢は多くなります。
教室選びの基準
気になった教室があったら、いくつか見学に行きましょう!
比べて見ているうちに自分に合う教室の基準が分かってきます。
私が基準として見ていたことは、
教室選びの基準
- お茶会に参加する文化があるか、ないか
- この先生のもとで学びたいと思うか
- 教室の雰囲気が合うか
- 茶室のしつらえや道具にこだわりがあり、その話をしてくれるか
- 稽古は個人か集団か
このあたりで見ていました。
お稽古のゴールは何か?というところは先生の考えに明確な違いがあるなと思いました!
ゆるく楽しく季節を感じたいという教室は、お茶会への参加頻度も少なく、茶道についての話よりもプライベートな話がメインで、楽しくおしゃべりしたい方が集まるというスタイルでした。
せっかくならその道を極めた方が良いと考える教室は、お茶会への参加も多く、先生自身も現役で学び続けている方で、歴史や茶道についてのお話を熱心にしてくれました。
このあたりは、自分がどんな雰囲気が合うかというお話になるので、実際にいくつか見学に行くととってもよく分かると思います!
ちなみに私は、後者の方を選びました。
流派などよりも「どんな先生の考えのもと茶道を習いたいか」という方を基準に選ぶと良いかなと思います!
月謝や準備する道具
お月謝は、平均5千円から1万円くらいです。
道具は、流派によっても違いますが、
- 帛紗
- 懐紙
- 扇子
- 小物入れ
あたりを準備する必要があります!
道具の価格はピンキリですが、全部で1万円くらいあれば稽古に充分な道具が用意できます。
まとめ:茶道はとても魅力的な習い事
茶道は、大人からはじめても、とっても魅力的な習い事です。
茶道の魅力5つ
- 日常から離れて心が整う
- 「本当の作法」を教えてもらえる
- 型や動きには意味があることを知る
- 感動できることが増える
- 見える景色が変わる
日本の総合芸術、茶道をはじめてみてはいかがでしょうか?
ですが、思った以上に、茶道は自分自身の心を豊かにしてくれます。
ぜひ、一緒にお茶の世界楽しみましょう!