こんにちは、ガジュマルハウスです。
今回は、「暮らしの選択肢を広げよう」のテーマです!
【イギリス人の生き方から学ぶ】広告として使うウィンドウショッピングの本当の意味についてお話させてください!
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【自己紹介】暮らしの選択肢を広げよう!
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・暮らす場所
・食べるもの
・お金の使い方
これらを丁寧に自分の頭で考えて選択していくことが大切です。
その選択肢を広げていくために、いろいろな場所へ行き、いろんなものに触れて、自分がどう感じるのか、じっくりを考えたいなと思うのです。
参考文献はこちら!
(参考:お金とモノから解放されるイギリスの知恵-井形-慶子)
確かに、日本のショップはお客さんを呼び込むために遅くまでお店を開けてることが多くて、それが当たり前だけど、それってどうなのだろう??
目次
1.日本人のお店開店時間について
1-1.日本のおもてなし精神
1-2.日本の働き方
2.イギリスは平日は17時まで日曜日はお店を開けない
2-1.イギリス人の働き方
2-2.代わりにお店のウィンドウを広告替わりにする
3.イギリス人が言う本当の「ウィンドウショッピング」
4.自分のリズムで商売できる社会になってほしい
5.まとめ
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もくじ
1.日本人のお店開店時間について
日本のお店って遅くまでやっていて、土日もやってて、便利だよね。
ショッピングモールはもちろん、普通の個人で経営している服屋さん、雑貨屋さん、家具屋さん、ほとんどのお店が、通勤通学帰りの買い物客をターゲットにしているために、大抵は遅くまでお店を開けていますよね。
平日の19時や20時まで、土日祝日は稼ぎ時なので大抵のお店が開いているものです。
私たちは、それが当然で当たり前だと思っているし、実際そこで働いているような方も「そういうものだ」と割り切っている場合が多いのではないでしょうか?
でも、例えば家族が、子供が小学生だったら一緒に夜ご飯って食べれてないのかな?
夫婦の時間って充分にあるのかな?
友人にアパレルで働いている方と付き合っている子がいるのですが、休みが合わずにデートができないと嘆いていました…!
飲食業なんかは、お客さんのお休みのときこそが稼ぎ時だったりするわけで。
ただ、もし、もっと自由に自分で時間を決めて働くことができる生き方が広がったなら…
それだけでも、幸福度って変わったりすると思うんですよね。
ということで、私が思う日本人の「当たり前」に対する違和感をお話していこうかなと思います!
1-1.日本のおもてなし精神
(参考:THE GATEより)
日本の「おもてなし文化」。
これは日本で生まれた特有の概念であり、まごころといった精神性や感性を重んじて裏表のない心で接客することを指します。(THE GATEより)
2013年の国際オリンピック委員会で滝川クリステルが、「おもてなし」と発言したことから世界にその言葉が広まったことも有名です。
これは日本人は当たり前だと思っていても、外国の方からすると異国の文化という感じで、
かつてデパートにエレベーターガールがいて次の階のご案内をするといった文化が、外国人にとっては「過剰だ!」と驚かされたそうです。(にほんご日和より)
今はさすがに、そんな文化はほとんどないとは思いますが、
日本人のおもてなし文化が、「通学、通勤時のお客様のためにお店を遅くまで開ける」といった行動に繋がっているのではないでしょうか。
ビジネスベースで見ても、ターゲット層のお客さんを取り入れるのに開店時間を調整するというのは、普通に考えられますしね。
1-2.日本人の消費傾向
そんなおもてなし文化が根付いた日本では、それによって消費者の消費行動にも特徴があると感じます。
24時間営業のコンビニや、遅くまで空いているショッピングモールや個人のお店があるから、
私たちは「買いたいモノはいつでも買いに行ける」「買いたいと思ったタイミングで買いに行ける」と思いますよね。
不便な状況がないから、欲しいと思ったものはいつでも手に入るし状況にあるから、考え無しにすぐに買ってしまう という消費行動になってしまうんです。
ポイント
お客さんファーストな便利な営業を優先するあまり、
〇消費者はいつでもどこでも物が買える状況にあるから、考え無しにすぐ買ってしまう
〇お店の店員さんが自分の好きな時間に働けない
という状況が生まれてしまっているのではないか!と感じます。
1-3.その中でも変わりつつある日本の働き方
だから、もっと自分で営業時間を決めて自由に商売できる世の中になったら!それが受け入れられたなら!と常々思っているんです。
ここで、ひとつ素敵な飲食店をご紹介。
▽岐阜県各務ヶ原市のカロトギフ
平日9時から18時
土日は休み
土日休みの飲食店って珍しいな~と思い、なぜこの営業時間なのか聞いたら「自分の働きやすいように」だそうです。素敵。
おいしくておいしくて、ずっと行きたいって思ってたからさらに嬉しくて。
最近は、こんなお店のように、飲食店でも営業時間を自分たちのライフスタイルに合わせて、調整している方も多くなりましたね。
家族を大切にしているお店って、お客さんのことも大切にしてくれそうで。
もっと自分が働きやすく営業しやすいやり方で、商売できれば幸福度も上がるだろう!ってとっても思います。
2.イギリスは平日は17時まで日曜日はお店を開けない
一方、
(参考:お金とモノから解放されるイギリスの知恵-井形-慶子)
こちらの本によると、イギリスでは、夕方5時をすぎると人通りでごった返していた商店街はいきなり火が消えたようにシンと静まり返ってしまうそうです。
夕方だけでなく、日曜祝日も同様に大半のお店は閉まってしまいます。
2-1.イギリス人の働き方
イギリスでは、夕方になるとに人々はさっさと「閉店」の看板を出し、仕事を止めて家路につきます。
それが買い物客にとって不便だから、儲けがへるからといって営業時間を延ばすようなことはしません。
消費者もそれが当たり前になっているようです。
日本に暮らすイギリス人は、
「今、日本の大手スーパーでは営業時間が早朝から深夜まで拡大されて、近所の衣料メーカーでも24時間営業するお店も出てきたわ。
だいたい深夜や明け方に服を買う人がそんなにいるのかしら。本当にあそこまでしてモノを売る必要があるのかしら。
第一、あんなに遅くまで働く店員の暮らしはどうなっているの。彼らにだって家庭があってパートナーがいるはずなのに」
と話していたようです。
好きでその時間空けているのではなく、お客様ファーストでその時間お店を開けているのだとしたら、
生活はどうなっているの???なんて働き方に疑問を抱くイギリス人の方が多いそうです。
2-2.代わりにお店のショーウィンドウを広告替わりにする
では、最も人が空いている時間にお店を占めて、お店の儲けはどうやって確保しているのでしょうか。
それが、お店のショーウィンドウを広告替わりにすること だそうです。
観光名所として有名なバースという古い街では、日没後によく中年の夫婦がウィンドウ前で商品を指さしながら互いに何かを相談している光景をよく見るのだとか。
イギリスの多くの店舗では、一階に必ず大きなウィンドウを取り付けそれを営業時間外にも点灯させて見えるようにしておく。
そこには、お店で売っている商品を並べて価格を表示し、通行人によく見えるように数多くのアイテムが並べられているそう。
日本のショーウィンドウは、営業している時間だけ見えるようにし、
そのショーウィンドウを見ただけでは、そのお店のイメージしか伝わらず価格や販売しているアイテムをしっかり見ることができない。
営業時間外は、シャッターを閉めてしまい、店の中をのぞくことができない。
イギリスのショーウィンドウは、広告のためのもので、
日本のショーウィンドウは、その店に入ってもらうためのもの、という役割が別だそう。
3.イギリス人が言う本当の「ウィンドウショッピング」
そのため、イギリスでは夕食後、「お店を見に行こう」と言って夫婦が連れたって散歩に出かけ、
少しお金が貯まったとき、あるいはプレゼントに何を選べばいいか分からない時に、ゆっくりとウィンドウを見て歩く。
その場で購入ができないので、買いたいモノの品定めをする時間が充分に与えられ、本当に素敵なものだけを購入することができる。
じっくりと考えて購入した物や贈ったものには、より一層気持ちがこもるため、消費行動が健全に抑えられ大切にしようと思いますもんね。
4.自分のリズムで商売できる社会になってほしい
イギリス人の、
〇個の生活がなによりも大切だというマインド
〇生活を大切にしたいからこそ「ショーウィンドウを広告変わりにして営業時間外に宣伝する方法がとられ始めた
〇それにより、ものをしっかり選んで購入する健全な消費行動になっていった
という文化がとても素敵です。
私は、すべての人が家庭を第一と考えているわけではないと思うし、仕事をもりもりしたい時期だってあると思う。
だけど、家庭が第一で家に帰って子供と遊びたいと思っている人もいる。
だからこそ、自分のリズムで商売できるスタイルが一般的に認められる社会であってほしいなって思います。
大切なのは、「お客様ファーストにしなきゃ!とか他のお店もこの営業時間だからうちも!」みたいな先入観で幸せな時間を削って仕事するのではなく、
◎うちは小さな子供がいるから夕方までに帰って土日も子供と遊びたい
◎私は独り身だから、朝はゆっくりして、夕方から夜の間に営業したい
みたいな感じで、「自分のリズムで生きる」人が多くなると、幸せ度が増すのではないかなーと思います。
もうひとつ、「好きで営業時間を決める」という点で、おもしろいお店があるのでこちらも紹介します。
▽岐阜県不破郡垂井町 青島珈琲焙煎所
13時から18時の通常営業時間に加えて、木金だけ20時から23時に夜喫茶を営業しているらしい。
みんな夜に車で行って、大人だけの落ち着いた時間を過ごすのだそう。
(参考:さかだちブックスより)
このお店がなぜこの夜喫茶を始めたかは聞いてみたいけど、
先入観を持たずに、「自分で営業時間を決めている」んだろうなーと思うと素敵だなって思います。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか。
こんな感じで、今では個人のお店から少しずつですが「自分のリズムで働く」人が増えてきましたね。
これが普通になる社会が良いんじゃないかな
その時には、イギリス人の「ショーウィンドウを広告替わりにして、ウィンドウショッピングをする」文化が出来てきたらすてきなだって思います。
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